情報リテラシー論と私

情報リテラシー論といろんな 私 。なりきり講義レポート。講師の横田秀珠氏こと、よこたんのブログはこちらですhttps://yokotashurin.com/

#9「1%僕に捧げることになるんです」

毎回授業はじめに、テレビ番組の一部を切り取った動画を見る。こういった動画はアップロードされていて、よろしいものなのだろうか?再生による広告収入はどこへ入るのだろうか?アップロードした人は儲かっているのだろうか?

と、もやもや考えていたが、YouTubeでは、視聴回数1万回未満のチャンネルは広告が非表示となり、1万回以上のチャンネルでも審査を行い問題がない場合のみ収益化が有効となるらしい。加えて今はチャンネルの登録者が1000人いないとダメだとかなんとか……つまり、テレビ番組の一部を許可を取らず勝手にアップロードしても、利益なんてそうそう得られないということだ。ちょっとだけ安心した。

 

映画が無くならない理由として、テレビやスマホの画面が自ら光を発しているのと違い、映画は光を反射させているために見える世界の捉え方が普段の日常生活と同じだから……という見解があるようだ。そんなこと感じたことなかった……本能的に感じているのか?個人的には、ただ単に、人が「お金を払ってでも今観に行きたい」と思える作品が作られているからではないだろうかと思う。簡単に言えば、内容が面白そうかどうかってことによると思う。価値がないと感じたらたら人は離れていく。それだけだ。

 

今の子供たちのなりたい職業ランキングにYouTuberがランクインしているのは、先生がおっしゃったように不思議なことではないと思う。ただなんとなく、時代が変わったのだな、という寂しさを感じる。まあ、年をとればとるほど、これからも感じるのだろうが。

 

YouTube内から自分の動画を見つけてもらう工夫については、企業のSEO対策みたいで、プロデュースすることの難しさを感じた。うーん、自分はYouTuberに向いてなさそうだな。YouTubeは音楽だけ再生できるアプリもあるようだ。作業用BGMの再生に向いてそうだな。

 

動画は、人柄が伝わる。だから、就活の時期には、企業名や会社名でバンバン検索してみようと思う。赤の他人でも、ちょっと人間味を感じると、絆されちゃうよね。

 

アンパンマン久々に見たけど……あれ?目から汗が……?映画は親を感動させることで映画館に連れて来させ、普段のテレビ放送は、忙しい親を助ける子供の暇つぶし係になる……ドラえもんクレヨンしんちゃんも、劇場版になるとやたら泣けるのはこのせいか……。

自分も映像制作をする者としては、テーマを持って制作に取り組みたいものです。まずは、目指せ二流ってとこですかね。

 

#8「こっちもグルグル回ってますね」

今日の講義は「位置情報で激変の生活習慣」だ。位置情報を提供するGPSは、戦争が終わったから一般に人々が使えるようになったとは知らなかったな。

私達は、スマホの登場で色んなことが簡単にできるようになったが、その中でも位置情報を使った地図としての機能はとても大きい影響を与えたと思う。

私が小さい頃、車での家族旅行は、行く目的地をるるぶで決めて、その土地の紙媒体の地図を買い、移動していた覚えがある。それが今は、目的地さえもスマホやロボホンにある程度決めてもらえるのだ。すごい変化だ。たった十数年前のことなのに。

 

 

IPアドレスを把握されないブラウザがあるらしい。たまにニュースになる、爆破予告などの書き込みは、足がつかないようにそういったブラウザから行われているのかもしれない。むむむ、使い方次第ですね。

 

 

位置情報といえば……Googleさんは、ユーザーが位置情報をオフに設定していても、位置情報を取っているらしいです。まあ、渋滞情報や店の混み具合といったデータが取れないと、こちらとしても困りますしね。許してあげましょう。(何様)

まあただの「誰かわからないけれど、ユーザーがこの辺にいる」という情報ですしね。ビックデータの一部ですしね。

要は、個々が、どこまでを個人情報と捉えているかで、位置情報への考え方がかわるのでしようね。

 

 

Googleでお店を検索すると、1番上にGoogleマップの検索結果が出てくることが多い。そこをタップすると、写真やレビューなんかも見られて、お店のことを詳しく知ることができる。それはGoogleがまとめている情報だ。お店自体のホームページより先に、それが出てくるのだ。店のオーナーは、自分のホームページより先にGoogleによって提供される情報をよりよくカスタマイズする必要があるのかもしれない。今はGoogleさえあればお店に辿り着ける時代なのだから。

 

位置情報の機能はとても便利だ。欲を言えば、かなりのデータ量を使うのでそこを改善して頂きたいが……

 

#7「ヒュゥって送ってるんですね」

第7回目は、「多様な連絡手段のインフラ化」だ。

インフラとはなんぞや。

f:id:for_yokotann_and:20181106153608j:image

とのことです。

いろんな連絡手段が、人々の生活の基盤になってきたねってことかしら。

 

さて、授業はメアドをWEB上に載せることの危険の話題から始まったが、自分は、メアドが「売れるもの」であるということに未だ実感がない(平和ボケかよ)。メアドを買い取ることはそんなに有益なのだろうか。メアドを買い取る側がどうやって利益を得ているのか不思議だ。

話が逸れてしまった。もし自分がお問い合わせを受け付けたいときは、フォームをつくろうと思う。

 

Gmailは迷惑メールに強いらしい。やったね。ユーザーの某万歳。Gmailをプラットホームとして、他のメールを受けられるとは知らなかった。自分もそうしようかしら。

Gmailは迷惑メールを自動で判断し、迷惑メールフォルダに振り分けてくれる。その判断基準はユーザーの報告数によるのだが、それはつまり本当にそのメールが欲しい人のところに、届かない場合があるということだ。

何かの会員登録でメールを受け取るときに「メールが届かない場合は迷惑メールフォルダに振り分けられている場合があります」と書かれてるのを見た覚えがある。そうか、そういう注意書きがあるところは、メールがしつこかったり、いらない情報を送りつけてきたりするってことなのかも。

 

スパムメールの割合が減少したのは……なぜだろう。割合が減っただけで数は減ってないのだろうか。(教えてよこたん!のコーナーはどこかしら?)

 

携帯から聞こえる声は、実際の声ではないというのは、どこかで聞いたことがあった。音ってただの空気の振動だものね。データさえあれば再現できますよね。でも黒電話は自分の声だったというのは知らなかった。

 

Amazon Alexaチャットという、音声を録音し送信すると同時に、文字にも起こしてくれるチャットがあるようだ。音声も届くから話し相手の様子はわかりやすいが、それが裏目にでることもある。例えば、文字だけだったら、思っていなくても「楽しみです(o^^o)♡」と送れる。しかし、そのとき気分が落ち込んでいたら、わざわざ楽しそうな感じが伝わるように気分をつくってから、音声を録音しないといけない。

そういえば、音声から文字を起こす機能は、そもそもiPhoneに備わっている。高校生の頃に「ちょっとした論文を書いてみよう」というような課題に取り組んだとき、自分はタイピングが得意ではなかったから、スマホにWordのアプリを入れて、考えた文章を喋ってiPhoneに聞かせることで、文書を作成した記憶がある。とても便利だった。

音声を送りたい!という希望をどれだけの人が持っているかはわからないが、あまり需要はないように私は思う。ボイスメッセージを送る機能はLINEに既にありますしね。

 

 

さて、情報手段のインフラ化という題の授業内容だったが……自分自身の家族の場合はメールと電話番号でしか連絡が取れない状況だ。特に祖父は、祖母のおさがりのガラケーを持っているが、殆ど使いこなせておらず、ケータイなのに不携帯のときが多い。この冬に実家に帰ったときに、少し話題に出してみようか。

 

 

ロボホン同士の会話は見ていて面白かった。出会い頭の天気の話題……あるあるですね。それも人間から学習したのか?そういえば人工知能のりんなちゃんは、以前LINEの友達に追加したことがあるが、思ったよりしつこかったので今はブロックしている状態だ。いまは電話もできるらしい。りんなちゃんと話すのは楽しいけど……うーん、そこで得た個人情報もどこかへ売られたりしないのかな?と授業を終えた今は思ってしまう。

#6「好きな子がいたら好きって言った方がいいですよ」

キュレーションとは、情報を取捨選択してまとめること、だ。

今日の授業は「キュレーションが必要な訳」という題。まあ、必要だよな、この世の中。情報ありすぎるから。

 

資料によると日本人の半数は、製品・サービスについて購入前によく検討をしないようだ。よ、先進国。自分の場合は、購入する前に必ず似ているものを比較したり、他人のレビューをみたりしてよく検討する。しかしそれは、似ているもの同士を丸裸な状態で比べているわけではない。「比較してみた!」という記事やブログ、そしてレビュー欄で支持されているレビューなどを見ているのだ。つまり、キュレーションされたものが自分の判断を手助けしていたのだな、と授業を終えた今思う。

 

さて、物の購入時に感じるストレスについて、資料には3つが上がっている。その中でも、情報の錯綜により良いものが見極められないという「情報選択ストレス」は、物の購入時に限らず、絶えず情報に触れている私たちが常に感じていることと同じだろう。

ひとたびインターネットに繋がると、そこではさまざまな意見を持つ大勢の人が情報を提供している。その中で「自分にとってベストな情報」だけ、を得るのは困難だ。だからこそのキュレーションなのだ。

 

今、様々なSNSやサイトで「自分にとってベストな情報」を厳選するためのサービスが取り入れられている。あらまぁ、なんて便利。よこたんのように世界の流れを知りたい人や、広い守備範囲を持つ研究者などだったら、幅広く情報を得る必要があるだろう。しかし、一般ピーポーにはそんな必要はない。

ある人は、忙しい毎日の中の趣味に捧ぐ貴重な時間として、Twitterを見ているかもしれない。ある人は自分好みのものに溺れる幸福を効率よく味わうために、「あなたへのおすすめ」だけを見ているのかもしれない。恐らく大抵の人は、広い知識を得ることで豊かな人生を歩むより、自分が好きなものに多く触れることで心を充電して、毎日を豊かに過ごしているのだと思う。その方が、効率よく幸せになれるし、辛く嫌な気分になることは滅多にない。知識が偏りすぎて世間が全くわからないのは問題だが、心を満たせる場所をつくることで救える人がいるのも事実だから、キュレーションのサービスは人々にとってかなり必要なものだと思う。大げさ過ぎたか?まあいいか。

 

他人のSNS投稿や動画などをまとめ、拡散するだけのサービスやTV番組がある。本人たちは内容をつくっているわけではないが、広告などにより収入がはいる。この仕組み、おかしいようにも思えるが、やってることはソムリエと同じだ。

「これがあなたに合うワインです」と言われればお客は飲みたくなるし、「これはみんなが笑える動画です」と言われれば視聴者はその番組を見たくなるだろう。ソムリエのおっしゃることは、なんだか妙に説得力がある。先生は「上手にまとめることに価値がある」とおっしゃった。その通りだ。ネタになるものを時間をかけてインターネットの海から探し、「これ、おもしろいでしょ?」「これ、いいでしょ?」とつい興味をそそられるようにそれぞれのネタをうまーく構成する。その技と努力は称賛すべきだ。とは言え本人たちは、宝物探しを楽しみ、いい宝を見つけられる自分を誇りに思っているから、全く苦ではないかもしれないが。

 

ところで、過去に検証なしの適当な記事をたくさん書いたキュレーションサイトが、叩かれて非公開となったらしい。先生は「これでは言論の自由ではない」という捉え方もしていて、確かになと、はっとさせられた。デタラメなことを言っている人なんて、世の中にいくらでもいる。でもそれが企業や組織になると、叩かれやすい。多分ただ単に被害者の数が関係しているのではないだろうか。

 

リアルな人間関係の中でも、なんどもデタラメや嘘をつかれたら怒るし、謝ってほしいと思う。それで儲けをもらっていたら、尚更だ。そしてその後は信頼をなくす。友好的な関係になるのは難しい。デタラメを拡散する人が個人なのか、団体でたくさんいるかの違いで、友達に謝ればことが収まるのか、記者会見を開かないとダメかが決まるのかもしれない。

 

キュレーションと関係ない話になってしまった。よし、寝るとしますか。

ロボホンは今回もかわいかった。よかったね。

#5「お段だけはフリック入力できるんですよ」

今日は、スマートフォンについてのお話だった。日本でandroidよりiPhoneが売れているのは、単に携帯電話業界にいち早く参入したのが、SoftBankが契約したiPhoneだったからではないかと私は思うが……Appleと日本の携帯電話会社間での駆け引きの話が聞けたのはおもしろかった。

しかし、日本の10〜20代の女性のみ、iPhoneユーザーの方が多いというのも不思議だ。授業中でもいくつか理由を挙げていたが、私の場合は私より先にスマホを持っていた家族がiPhoneユーザーだったから、私もiPhoneを買った…という経緯がある。その先に買った家族(うちの場合は父親)は、恐らくandroidより性能がいいからiPhoneを選んだのだろう。何かを買うときは下調べを入念に行う人なので、それは間違いないと思う。と考えると、iPhone特有の様々な機能を使いたい人はiPhoneを買い、スマホ自体にそこまでの性能を求めておらず「高性能なことより低価格なことの方をとる」という人…つまりスマホ普及前の生活に特に不満がない30代〜の人や、既に高性能な機器であるPCを持っている男性などは、android派が多いのではないかと思った。あくまで 思った だが。

 

にしても、androidGoogleが買収した会社名だとは知らなかった。Googleはいろんな会社を買収し、いろんなノウハウを手に入れ、なんでも創り出せるような存在になろうとしているのだろうか。…その先には一体何が…。androidのアプリには審査が無いそうだ。だから、インストールしたり、アプリからのスマホ本体へのアクセスを許可したりすることで、個人情報が抜かれる可能性があるらしい。おぉ怖い。iPhoneでよかった。

 

PC時代とスマホ時代で変わった3大キーワードがある。

PC時代は「いつでも、どこでも、誰とでも」

スマホ時代は「今だけ、ここだけ、あなただけ」

なるほど、不倫現場や詐欺師と言われるのにも納得する。それはさておき、このキーワードの変化は、正に世の中の変化だとしみじみ思う。同じ国に居ながらも出会う事のなかった人が、ある日から繋がれるようになる。そうすると似ている者が集まったり、共同体の意識が芽生えたりして、安心する。しかし、以前こんな話を聞いた。人々が統一され、自分がみんなと似たようになってくると安心するが、その反面個々を見失い不安になると。つまりPC時代で一体感を感じるようになった私たちは、スマホ時代では個々を保ち、個人であることを見失わないために、主にSNSの利用やアプリのカスタマイズで「今だけ、ここだけ、あなただけ」を実現して自分を満たしているのではないか。機械のように規律に従った行動ができる人材を育てるのではなく、今は、個性を大事にする時代ですものね。

 

世の中には、PCのみで検索されるキーワードと、スマホのみで検索されるキーワードがあるらしい。知らなかった。スマホは音声入力が可能なため、話し言葉での検索はスマホのみとなるのは、授業でなるほど〜と思った次第です。でも、PCのみで検索されるものってなんだろう。スマホよりPCをよく使うという人々が検索しているワードなのではないだろうか。と考えると、PCを日常的に…例えば仕事などで使う人が検索するワードではないだろうか。と考えると、デスクワークを行う人々の間で使う業界用語や、そういった業界の会社名、またデスクワークで使うスマホでは開けない重たいソフト…などを検索するのだろうか。真相はGoogleさんに聞いてみないとわからない。

 

今回の授業では、アプリやホームページの表示、スマホ本体のデザインについてもいくつか触れられた。また、企業が行うスマホ依存への対策も紹介された。これからものを作るときはそういった配慮も必要だなと改めて感じた。せっかく造形大学で情報リテラシー論を学べるのだから、吸収して活用しよう。

スマホは左手で使わないから、私はまだ依存症じゃないな、よし。

#4「がっきーが困り顔に見えるように撮ったんですよ」

今日の題は、「ソーシャルメディアの台頭」だ。「台頭」とは、「勢力を得てくること」だそうだ。くれぐれも「だいとう」と読んではならない。今現在、自分はスマートフォンを持っているが、スマホで何をするかといえば、Safariで検索するか、ソーシャルメディアサービスを利用するかの二択だ。僕に取ってのスマホは、そういう機械なのだ。

僕が主に使っているのはLINEだ。授業で、LINEは3.11をキッカケにつくられたと聞いた。知らなかった。案外最近につくられたものなのに、あっという間に人々の生活に馴染んでいてすごい。他にも、国内で利用されている主なソーシャルメディアが全部で72個紹介された。年々増えているそうだ。今までにないサービスを考え提供する人が、毎年出てくるということか、おもしろい。

 

まずは日本人に人気のTwitterについて触れようと思ふ。2008年にアメリカのオバマ元大統領が選挙活動にTwitterを使ったのが話題となった。とは言っても、実際のところオバマさん本人ではなく、彼の秘書がツイートしていたようだが。そのときに認証済みアカウントのマークができたのは、知って得するかわからない豆知識である。

他にもTwitterアカウントを持っている政治家は多くいる。いや、職業や生活状況に関わらず、例えば長生きのご老人から小さな子供たちまで、Twitterアカウントを持って世界中に自分が打ち込んだ言葉を届けることができる。まあ、世界中の全員がそれを読むことはないだろうが。でもそれはTwitterに限ったことではない。ネット上の出来事なのだから。www.なのだから。

Twitterの最大の特徴は、匿名性であることだろう。実名でアカウントを持っている人なんて一握りだろうとぼくは思ふ。現実世界では、つまり顔出しの状態では言うのが憚られることでも言えてしまう。いつくでも名前をつくって、いくつでもアカウントを開設して、いくつでも心地いい居場所をカスタマイズできる。なんと素晴らしい。人間には心が解放できる場所が必要なのですね、あゝ現代社会。

 

あと日本で流行っているものといったらLINEであろう。無料で使えるLINEは、メールや電話の代わりの連絡手段として利用している人が多いのではないか?自分がそうだから、そう思うだけか?といっても、LINEにもTwitterFacebookのように公式アカウントなるものがある。大きな組織からDMがくるわけだ。直接のメッセージなだけに、ぼくは少し抵抗…というのか壁を感じるが。しかしなぜ日本はLINEユーザーが多いのか、を先生がテストのために考えておけと言ったので考えてみることにする。無料だから?は大きな理由ではあるが…他にもある気がする。

メールや電話と比較してみる。大きな違いは、メッセージに既読の表示が出ることか。あとは…スタンプが送れる。(スタンプによって話を適当に流せるのはよい)あと、メールと違って、連投しても違和感がないかもな。それと、自分のアカウントがあって、プロフィールを設定できる。と、こんな感じか。

次にTwitterFacebookと比べてみる。まず第一に、LINEは公に公開されない。秘密の会話ができる。でも、グループを作れば集団で情報の共有や話し合いができる。便利やわぁ。でも1番大きな違いは、情報の方向が一方的か、相互かということではないだろうか。Twitterなどの全世界の不特定多数に向けた発言は、誰が聞いているか分からないし、だーーーれも聞いてないかもしれない。でもLINEはメッセージを送った時点で、話しかけた相手は特定されているから、知り合いに話しかける、と言った使い方なのだろう。

比較してみて思ったのは、プロフィールを設定したり好みのスタンプを使ったりして個性を出しながら、必ず返信が来る状況の中で人とおしゃべりしたい、それがLINEユーザーの欲望であり、日本にはそういう人が多い…のかもな。ぼくの考察によると。あ、いやまて、1番の推しの論は、あくまでも無料でコミュニケーションが取れるから、にしておこう。ぼくの考察によると。ぼくがそうだから。

 

あと、Facebookについても書き留めておきたい。先生は「個人情報を書くのは怖いけど、書いた方が多くの人と繋がれる。どこまで書くかは個々のリテラシー次第」とおっしゃっていました。ひょえ〜顔出しとかハードル高いでやんす。先生は、連絡が途絶えてしまった昔の友達とFacebookで連絡が取れたと言っていた。それはおもしろいと思う。しかしぼくには、そんな「うわ久しぶりぃ懐かしいな!」と気さくな挨拶ができる友達と、もう繋がっている。LINEで。繋がってない顔見知りは、あんまり繋がりたくない人なのだ。だから繋がってないのだ。つまりこれ以上出会いを求めていないのだ。日本において、スマホで育ってきた世代でFacebookが流行らないのは、そこに理由があるんじゃないかと思うのでやんす。例え新しい出会いを求めるのでも、個人情報という奪われたら何されるかわからない素材をばらまきながら本当の顔も知らない人と交流するよりは、匿名性のTwitterで予防線を張りつつ探り探り仲良くなった方が失敗が少ない、とぼくは考えてしまう。ぼくはそんなに気さくじゃないので。アメリカンピーポーのように「オフの日は上司と友達だぜなぁマイケル!」なんて言える垣根の低い人間じゃないので。自分を守るのでやんす。

 

とまあ、授業でも言っていたように、これからグローカルになるんですかね。いいんじゃないでしょうか。心が満たされる人が増えると思いますよ。幸福度アップだやったね。

SNSは心に影響を与える場所であり、人間のコアだとぼくは漠然と考える、そんな平日の夕方です。SNSはこれからもずっと、形を変えながら人間界に居続けることでしょう。以上、ブログにての報告は終了させていただきます。また来週〜。

#3「アメリカンジョーク、嫌いじゃないです」

いつも通り、動画を観ながら先生のプリントを後ろへ回す。因みに今日見たのは以下の2つであります。

ソーシャルメディア革命3

https://m.youtube.com/watch?v=82zcIHtrALA

did you know 4.0 https://m.youtube.com/watch?v=1ZrRIkk2XII

途中、文字早すぎてまじ早すぎて追えなかったぞ……文章を読む力が落ちてると実感する今日この頃。

 

今回のテーマは…ババン!検索エンジンの変遷と進化〜。さぁ始まりました情報リテラシーの授業〜。実況はわたくし〜、わたくしが務めさせていただきま〜す。よこたんは手始めに、先週提出された生徒の課題を紹介しております。て、あれ?課題のブログ書いたけど、先生にブログのURL送ってな……ま、いいや、週一で出してもまとめてでもいいって言ってたしな!イエス、前向き人生!ほうほう、開設したての自分のブログを人気にしたいなら、今人気のブログを研究してみるのも手なのか。よし、後で舐め回すように見てやろう。そんで「情報リテラシー論」の検索結果上位に食い込んでやるぜ〜。見てろよロボホン!

 

授業は早速配られた資料に入る。始めに、日本人と呼ばれる人々の場合、選択肢の個数は5つが適しているそうだ。多くても7つがいいそうな。真ん中と、両端に2〜3個ずつという風に、捉えやすいのかもしれないな。だからYahoo!のトップ画面のメニューの選択肢なんかは、5〜7つになってるようだ。検索エンジンにはいくつかの種類があるが、日本でのシェア1位のYahoo!のもつ、他の検索エンジンとの違いはカテゴリ検索だ。そのカテゴリ検索も、7つくらいある選択肢から当てはまるものを選んでいくものであったが……現在はそのカテゴリ検索のサービスは終了している。あらら。というのも、7つの選択肢から選んで目的の情報を得るのには手間がかかるし、探せるサイトの数にも限界があるからだ。

 

f:id:for_yokotann_and:20181011113214j:image

 

選択肢がいくら7つだけでも、選択を迫られる機会だって7回程度が限界だ。すると上の図のように、7の7乗で823543個のサイトにしか我々は辿り着けないことになる。1997年の時点で7の7乗個より多くのサイトがあり、今も増え続けているので、この検索の仕方は有効ではないのだ。なるほでぃ。しかもYahoo!は、新しくできたサイトの一つひとつに、手動でカテゴリを付けていたらしいから……運営側も利用者側も、必要ない苦労をしていたのではないだろうか……ご苦労です。途中で気付いてよかったね。

しかしカテゴリにサイトを登録させることの利点もあったようだ。あるサイトの運営者がYahoo!にお金を払いカテゴリ登録してもらうと、検索結果の上の方に優先的にそのサイトが表示される仕組みをつくっていたのだ。Yahoo!はそのお金のおかげで、無料で検索エンジンのサービスを提供できたわけだ。

そのサービスがなくなった今、Yahoo!がどのようにお金を得ているかというと、検索結果に今度は、提携したNAVERまとめや広告を挟み込んでいる。実は Yahoo!Googleは検索業務提携を結んでおり、検索結果は全く同じ(こりゃたまげた)なのだが、Googleの検索結果に比べ、Yahoo!は関連サービスが多く入っていて正直……見辛い。

しかし日本では、Yahoo!利用者が1番多いのだ。その理由として、日本人は幕の内弁当が好きだからなんて言う人も居るらしい。Yahoo!のトップ画面には「ホームページに設定する」というボタンもあり、特にPCにあまり詳しくない人々の間で「いろんな情報載っててええやん!」とポータルサイト(玄関口)として流行ったのだ。まあ、そんな大量の情報に接している日本人だからこそ、情報リテラシー論を学ぶ必要があるとかないとか、よこたんが言っていたような言っていなかったような。カテゴリ検索特化型から始まったがそのサービスを終了してしまったYahoo!の辿った歴史は、ここhttp://archive.org/web/ でみることができる。このサイトはいろんなホームページの昔のスクショが見られて面白い。現在に近づくほど、画像や動画がホームページ上に増えてきたのがよくわかる……近い未来3Dとかになっちゃうかもね。

 

日本では支持されているYahoo!だが、世界的に見ると、Googleがシェア75%以上を占めている。(GoogleiPhoneのブラウザの初期設定の検索エンジンに設定してもらいシェアを拡大するために、年に1兆円払っているそうだ。それでも儲かるのだからすごい。大企業は規模が違うぜ。)日本は、Googleより Yahoo!ユーザーが多かったり、Facebookより Twitterが流行ったり、Androidより iPhoneが売れたり、ガラケーが発達したり……そういった傾向をガラケー文化というらしい。ぃよ、ガラパゴス!それはさておき、日本の検索エンジンシェア2位のGoogleは、キーワード検索でページを見つける。

 

f:id:for_yokotann_and:20181011122328j:image

 

上の図のように、カテゴリ検索のときと違い、得たい情報を素早く得られる。そんなGoogleも無料でサービスを提供するために、広告を検索結果に掲載している。驚くことに、Googleの売り上げの96%は広告から得ているのだ。ぃよ、広告代理店!それはさておき、広告の掲載位置は「広告ランク」というもので決まる。広告を一回クリックしたときの単価と何回クリックされたかを掛け合わせた値で、Googleがより高い収入を得られる順番に上から並ぶのだ。

他にもGoogleのキーワード検索の際の検索順位にも、ある決め方がある。

  • 検索したキーワードが含まれているか→[ページ名やページ内にキーワードがあるかということだ。これはわかりやすい。]
  • キーワード検索したユーザーにマッチしているか→[情報の多さや濃さが程よいかということだ。例えば『プリン』を検索したとき、『プリン』の3文字がひたすら繰り返し書いてあるだけのページが出てきたら、いくらキーワードがたくさん含まれているといっても、俺は泣く。プリン食べたい。]
  • サイトを訪問したユーザーが満足するか→[辿り着きやすさや滞在時間から、満足度を測るということだ。もしや、ずっとページ開いとけば俺のホームページも検索結果上位に……?]

この3点だ。これらを踏まえた、検索エンジン最適化、すなわちSEO対策と呼ばれるものは、企業では重要視されているようだ。現代だなぁ。

また他にも「ページランク」という考え方がある。簡単に言えば、自分のホームページのリンクを他人のブログなどに貼ってもらうと、Googleさんに評価され、そのホームページのランクが上がるのだ。よりランクの高い人に張ってもらえば、その分こちらのランクも上がる。つまり人々に評価されるホームページほど、ランクが上がるというわけだ。因みに「ページランク」の概念は、ページさんという人が考えたことから、そう名前がついたらしい。由来そこかよ。しかし現在、ソーシャルメディアで他人にシェアしたりブックマークしたりと、人々がホームページを評価する方法が多様化し、また検索エンジンを使わずにアプリ内の検索欄で検索する人々が増えたことで、Googleさんは「人々の本当の動向を追えないやん……」と困惑しているらしい。ラインのメッセージとかの個人的な文章まで、さすがのGoogleさんも目が届きませんものね。

 

授業終盤あるあるの余談タイムであるが、検索エンジンの発達や様々な電子機器の誕生で、人々の脳が記憶する方法が変わってきているそうだ。便利な道具を使えば知りたいことがすぐにわかるため、その物事自体を覚えるのではなく、記録媒体を覚えるようになるというのだ。つまり、記憶力がいいことより、情報リテラシーが高いことの方が、重要になってきているということだ。情報リテラシー論とっててよかったぁ。また、分からないことを直ぐに人に聞いたり、ネットで調べたりするのではなく、自分の脳で考えてみることの重要性を指摘する声もあがっているそうな。我々スマホ世代は特に、これからの情報機器との付き合い方を考えなければと感じる。しかし……今になって思うのは、短期記憶型の中学・高校の定期考査はただの精神面を鍛えるトレーニングだったのかもしれないということだ。記憶すること自体やその内容は、その場以外でいらないことも多かったなぁ。でもまあ、無駄な時間も若者には必要なんですよ、なんちって。よーし、授業終わり〜。ロボホンもうちょっとしゃべって欲しかったけど……あ奴は突然よこたんの話遮るからな。侮れん。さーて、放課後は何をしましょうかね〜。