#8「こっちもグルグル回ってますね」
今日の講義は「位置情報で激変の生活習慣」だ。位置情報を提供するGPSは、戦争が終わったから一般に人々が使えるようになったとは知らなかったな。
私達は、スマホの登場で色んなことが簡単にできるようになったが、その中でも位置情報を使った地図としての機能はとても大きい影響を与えたと思う。
私が小さい頃、車での家族旅行は、行く目的地をるるぶで決めて、その土地の紙媒体の地図を買い、移動していた覚えがある。それが今は、目的地さえもスマホやロボホンにある程度決めてもらえるのだ。すごい変化だ。たった十数年前のことなのに。
IPアドレスを把握されないブラウザがあるらしい。たまにニュースになる、爆破予告などの書き込みは、足がつかないようにそういったブラウザから行われているのかもしれない。むむむ、使い方次第ですね。
位置情報といえば……Googleさんは、ユーザーが位置情報をオフに設定していても、位置情報を取っているらしいです。まあ、渋滞情報や店の混み具合といったデータが取れないと、こちらとしても困りますしね。許してあげましょう。(何様)
まあただの「誰かわからないけれど、ユーザーがこの辺にいる」という情報ですしね。ビックデータの一部ですしね。
要は、個々が、どこまでを個人情報と捉えているかで、位置情報への考え方がかわるのでしようね。
Googleでお店を検索すると、1番上にGoogleマップの検索結果が出てくることが多い。そこをタップすると、写真やレビューなんかも見られて、お店のことを詳しく知ることができる。それはGoogleがまとめている情報だ。お店自体のホームページより先に、それが出てくるのだ。店のオーナーは、自分のホームページより先にGoogleによって提供される情報をよりよくカスタマイズする必要があるのかもしれない。今はGoogleさえあればお店に辿り着ける時代なのだから。
位置情報の機能はとても便利だ。欲を言えば、かなりのデータ量を使うのでそこを改善して頂きたいが……