情報リテラシー論と私

情報リテラシー論といろんな 私 。なりきり講義レポート。講師の横田秀珠氏こと、よこたんのブログはこちらですhttps://yokotashurin.com/

#11「なんで今日、島根県なんだ?」

授業冒頭で見た動画は「ネット検索ばかりしているとバカになる」と訴えていた。ここで言う「バカになる」とは、文章を書く力が衰えるという意味であるようだった。動画内でコメンテーターが、東大の学生もスカスカの奴がいっぱいだとかなんとか言っていたが……だったら「理解→暗記」型の日本の全体的な教育方針・入試制度等々を根本的に変える方が先……だとかここに書いてもしょうがないですてぃにー。ネット検索ばかりしていたとしても、質のいい文章をたくさん読んでいれば、紙媒体の本を読んで自分の富とするのと大差ないだろうと思う。授業の資料にある通り、今の若者は「文字離れ」はしていない。しかし、「活字離れ」はしている。触れる文字の量は増えたが、好んで読まれている文章の質は落ちたのだろう。

 

世界的に見ると、本国の新聞の発行部数が他国より圧倒的に多いのには驚いた。これも、日本がガラパゴス化しているからか?

しかし、新聞の発行部数自体は年々減少の一途をたどっている。WEB版のサービスを開始しても利用者はさほど増えない。わざわざ新聞社の有料版を利用しなくても、ニュースをネット上で無料で見る手段なんて沢山ありますしね。そんな中で、全国から購読されている地域新聞もあるようだ。どんなジャンルにおいても、オリジナル性のあるおもしろいものは需要があるんだな。

 

また、本屋さんの数も年々減少している。本屋さんはあてもなくうろうろするのが楽しいので、将来、近所になくなってしまったら残念だな……。好きだった小学◯年生シリーズが徐々になくなるニュースを聞いたときも悲しかった。今は子供たちもネットから情報を得る時代だもんなぁ。あー。でもここ最近の10年間のコロコロの発行部数が、ほかのマンガ雑誌と比べさほど変化してなかったのは、元読者として少し嬉しかった。でんじーと、推理の星くんと、怪ジョが好きです。

 

女性向け雑誌の表紙の写真がみんなこっちを見てるのには、理由があったんですね。確かに、見られていると気になりますよね。もっと言えば、ただの壁とか天井でも、顔っぽいと気になりますよね。

 

dマガジンのサービスでは、色んな雑誌の電子版が読み放題らしい。美容院にあったら便利だ。よこたんは、このサービスによって雑誌としてのブランドが無くなってしまうが、出版側も売り上げが苦しいから入らざるを得ない、と言っていた。雑誌文化も、どんどん縮小していきそうな気配がします。

雑誌とは、独自の観点でキュレーションを行っている情報誌……なんですかね。ならば、その欲しい情報がネット上に、しかも無料で提供されていたら、お金を出して買う人が減るのも当然なのだろう。今は、付録で人々を目を惹くしかないのか……。それってもう、袋とじを売っているようなものやん……。

 

マンガルーのサービス、もしかして : 無料で漫画が読めるサービス  なのでは……?

 

AR機能は面白いが、専用のアプリがないと体験できないのが少し残念だ。以前こんなことがあった。どこかの展示に行った時、専用のARを楽しむアプリがないと何もできない展示があったので、アプリを入れようとしたところ、スマホの機種が古くてアプリすら入れられなかったことがある。無念なり5s。

もっと広く考えれば、スマホすら持っていない人は、ARを楽しむどころかQRコードを読み込むこともできない。うむむ。みんなが楽しめるもの……色んなことを考慮する必要がありそうですね。