情報リテラシー論と私

情報リテラシー論といろんな 私 。なりきり講義レポート。講師の横田秀珠氏こと、よこたんのブログはこちらですhttps://yokotashurin.com/

#3「アメリカンジョーク、嫌いじゃないです」

いつも通り、動画を観ながら先生のプリントを後ろへ回す。因みに今日見たのは以下の2つであります。

ソーシャルメディア革命3

https://m.youtube.com/watch?v=82zcIHtrALA

did you know 4.0 https://m.youtube.com/watch?v=1ZrRIkk2XII

途中、文字早すぎてまじ早すぎて追えなかったぞ……文章を読む力が落ちてると実感する今日この頃。

 

今回のテーマは…ババン!検索エンジンの変遷と進化〜。さぁ始まりました情報リテラシーの授業〜。実況はわたくし〜、わたくしが務めさせていただきま〜す。よこたんは手始めに、先週提出された生徒の課題を紹介しております。て、あれ?課題のブログ書いたけど、先生にブログのURL送ってな……ま、いいや、週一で出してもまとめてでもいいって言ってたしな!イエス、前向き人生!ほうほう、開設したての自分のブログを人気にしたいなら、今人気のブログを研究してみるのも手なのか。よし、後で舐め回すように見てやろう。そんで「情報リテラシー論」の検索結果上位に食い込んでやるぜ〜。見てろよロボホン!

 

授業は早速配られた資料に入る。始めに、日本人と呼ばれる人々の場合、選択肢の個数は5つが適しているそうだ。多くても7つがいいそうな。真ん中と、両端に2〜3個ずつという風に、捉えやすいのかもしれないな。だからYahoo!のトップ画面のメニューの選択肢なんかは、5〜7つになってるようだ。検索エンジンにはいくつかの種類があるが、日本でのシェア1位のYahoo!のもつ、他の検索エンジンとの違いはカテゴリ検索だ。そのカテゴリ検索も、7つくらいある選択肢から当てはまるものを選んでいくものであったが……現在はそのカテゴリ検索のサービスは終了している。あらら。というのも、7つの選択肢から選んで目的の情報を得るのには手間がかかるし、探せるサイトの数にも限界があるからだ。

 

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選択肢がいくら7つだけでも、選択を迫られる機会だって7回程度が限界だ。すると上の図のように、7の7乗で823543個のサイトにしか我々は辿り着けないことになる。1997年の時点で7の7乗個より多くのサイトがあり、今も増え続けているので、この検索の仕方は有効ではないのだ。なるほでぃ。しかもYahoo!は、新しくできたサイトの一つひとつに、手動でカテゴリを付けていたらしいから……運営側も利用者側も、必要ない苦労をしていたのではないだろうか……ご苦労です。途中で気付いてよかったね。

しかしカテゴリにサイトを登録させることの利点もあったようだ。あるサイトの運営者がYahoo!にお金を払いカテゴリ登録してもらうと、検索結果の上の方に優先的にそのサイトが表示される仕組みをつくっていたのだ。Yahoo!はそのお金のおかげで、無料で検索エンジンのサービスを提供できたわけだ。

そのサービスがなくなった今、Yahoo!がどのようにお金を得ているかというと、検索結果に今度は、提携したNAVERまとめや広告を挟み込んでいる。実は Yahoo!Googleは検索業務提携を結んでおり、検索結果は全く同じ(こりゃたまげた)なのだが、Googleの検索結果に比べ、Yahoo!は関連サービスが多く入っていて正直……見辛い。

しかし日本では、Yahoo!利用者が1番多いのだ。その理由として、日本人は幕の内弁当が好きだからなんて言う人も居るらしい。Yahoo!のトップ画面には「ホームページに設定する」というボタンもあり、特にPCにあまり詳しくない人々の間で「いろんな情報載っててええやん!」とポータルサイト(玄関口)として流行ったのだ。まあ、そんな大量の情報に接している日本人だからこそ、情報リテラシー論を学ぶ必要があるとかないとか、よこたんが言っていたような言っていなかったような。カテゴリ検索特化型から始まったがそのサービスを終了してしまったYahoo!の辿った歴史は、ここhttp://archive.org/web/ でみることができる。このサイトはいろんなホームページの昔のスクショが見られて面白い。現在に近づくほど、画像や動画がホームページ上に増えてきたのがよくわかる……近い未来3Dとかになっちゃうかもね。

 

日本では支持されているYahoo!だが、世界的に見ると、Googleがシェア75%以上を占めている。(GoogleiPhoneのブラウザの初期設定の検索エンジンに設定してもらいシェアを拡大するために、年に1兆円払っているそうだ。それでも儲かるのだからすごい。大企業は規模が違うぜ。)日本は、Googleより Yahoo!ユーザーが多かったり、Facebookより Twitterが流行ったり、Androidより iPhoneが売れたり、ガラケーが発達したり……そういった傾向をガラケー文化というらしい。ぃよ、ガラパゴス!それはさておき、日本の検索エンジンシェア2位のGoogleは、キーワード検索でページを見つける。

 

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上の図のように、カテゴリ検索のときと違い、得たい情報を素早く得られる。そんなGoogleも無料でサービスを提供するために、広告を検索結果に掲載している。驚くことに、Googleの売り上げの96%は広告から得ているのだ。ぃよ、広告代理店!それはさておき、広告の掲載位置は「広告ランク」というもので決まる。広告を一回クリックしたときの単価と何回クリックされたかを掛け合わせた値で、Googleがより高い収入を得られる順番に上から並ぶのだ。

他にもGoogleのキーワード検索の際の検索順位にも、ある決め方がある。

  • 検索したキーワードが含まれているか→[ページ名やページ内にキーワードがあるかということだ。これはわかりやすい。]
  • キーワード検索したユーザーにマッチしているか→[情報の多さや濃さが程よいかということだ。例えば『プリン』を検索したとき、『プリン』の3文字がひたすら繰り返し書いてあるだけのページが出てきたら、いくらキーワードがたくさん含まれているといっても、俺は泣く。プリン食べたい。]
  • サイトを訪問したユーザーが満足するか→[辿り着きやすさや滞在時間から、満足度を測るということだ。もしや、ずっとページ開いとけば俺のホームページも検索結果上位に……?]

この3点だ。これらを踏まえた、検索エンジン最適化、すなわちSEO対策と呼ばれるものは、企業では重要視されているようだ。現代だなぁ。

また他にも「ページランク」という考え方がある。簡単に言えば、自分のホームページのリンクを他人のブログなどに貼ってもらうと、Googleさんに評価され、そのホームページのランクが上がるのだ。よりランクの高い人に張ってもらえば、その分こちらのランクも上がる。つまり人々に評価されるホームページほど、ランクが上がるというわけだ。因みに「ページランク」の概念は、ページさんという人が考えたことから、そう名前がついたらしい。由来そこかよ。しかし現在、ソーシャルメディアで他人にシェアしたりブックマークしたりと、人々がホームページを評価する方法が多様化し、また検索エンジンを使わずにアプリ内の検索欄で検索する人々が増えたことで、Googleさんは「人々の本当の動向を追えないやん……」と困惑しているらしい。ラインのメッセージとかの個人的な文章まで、さすがのGoogleさんも目が届きませんものね。

 

授業終盤あるあるの余談タイムであるが、検索エンジンの発達や様々な電子機器の誕生で、人々の脳が記憶する方法が変わってきているそうだ。便利な道具を使えば知りたいことがすぐにわかるため、その物事自体を覚えるのではなく、記録媒体を覚えるようになるというのだ。つまり、記憶力がいいことより、情報リテラシーが高いことの方が、重要になってきているということだ。情報リテラシー論とっててよかったぁ。また、分からないことを直ぐに人に聞いたり、ネットで調べたりするのではなく、自分の脳で考えてみることの重要性を指摘する声もあがっているそうな。我々スマホ世代は特に、これからの情報機器との付き合い方を考えなければと感じる。しかし……今になって思うのは、短期記憶型の中学・高校の定期考査はただの精神面を鍛えるトレーニングだったのかもしれないということだ。記憶すること自体やその内容は、その場以外でいらないことも多かったなぁ。でもまあ、無駄な時間も若者には必要なんですよ、なんちって。よーし、授業終わり〜。ロボホンもうちょっとしゃべって欲しかったけど……あ奴は突然よこたんの話遮るからな。侮れん。さーて、放課後は何をしましょうかね〜。