情報リテラシー論と私

情報リテラシー論といろんな 私 。なりきり講義レポート。講師の横田秀珠氏こと、よこたんのブログはこちらですhttps://yokotashurin.com/

#4「がっきーが困り顔に見えるように撮ったんですよ」

今日の題は、「ソーシャルメディアの台頭」だ。「台頭」とは、「勢力を得てくること」だそうだ。くれぐれも「だいとう」と読んではならない。今現在、自分はスマートフォンを持っているが、スマホで何をするかといえば、Safariで検索するか、ソーシャルメディアサービスを利用するかの二択だ。僕に取ってのスマホは、そういう機械なのだ。

僕が主に使っているのはLINEだ。授業で、LINEは3.11をキッカケにつくられたと聞いた。知らなかった。案外最近につくられたものなのに、あっという間に人々の生活に馴染んでいてすごい。他にも、国内で利用されている主なソーシャルメディアが全部で72個紹介された。年々増えているそうだ。今までにないサービスを考え提供する人が、毎年出てくるということか、おもしろい。

 

まずは日本人に人気のTwitterについて触れようと思ふ。2008年にアメリカのオバマ元大統領が選挙活動にTwitterを使ったのが話題となった。とは言っても、実際のところオバマさん本人ではなく、彼の秘書がツイートしていたようだが。そのときに認証済みアカウントのマークができたのは、知って得するかわからない豆知識である。

他にもTwitterアカウントを持っている政治家は多くいる。いや、職業や生活状況に関わらず、例えば長生きのご老人から小さな子供たちまで、Twitterアカウントを持って世界中に自分が打ち込んだ言葉を届けることができる。まあ、世界中の全員がそれを読むことはないだろうが。でもそれはTwitterに限ったことではない。ネット上の出来事なのだから。www.なのだから。

Twitterの最大の特徴は、匿名性であることだろう。実名でアカウントを持っている人なんて一握りだろうとぼくは思ふ。現実世界では、つまり顔出しの状態では言うのが憚られることでも言えてしまう。いつくでも名前をつくって、いくつでもアカウントを開設して、いくつでも心地いい居場所をカスタマイズできる。なんと素晴らしい。人間には心が解放できる場所が必要なのですね、あゝ現代社会。

 

あと日本で流行っているものといったらLINEであろう。無料で使えるLINEは、メールや電話の代わりの連絡手段として利用している人が多いのではないか?自分がそうだから、そう思うだけか?といっても、LINEにもTwitterFacebookのように公式アカウントなるものがある。大きな組織からDMがくるわけだ。直接のメッセージなだけに、ぼくは少し抵抗…というのか壁を感じるが。しかしなぜ日本はLINEユーザーが多いのか、を先生がテストのために考えておけと言ったので考えてみることにする。無料だから?は大きな理由ではあるが…他にもある気がする。

メールや電話と比較してみる。大きな違いは、メッセージに既読の表示が出ることか。あとは…スタンプが送れる。(スタンプによって話を適当に流せるのはよい)あと、メールと違って、連投しても違和感がないかもな。それと、自分のアカウントがあって、プロフィールを設定できる。と、こんな感じか。

次にTwitterFacebookと比べてみる。まず第一に、LINEは公に公開されない。秘密の会話ができる。でも、グループを作れば集団で情報の共有や話し合いができる。便利やわぁ。でも1番大きな違いは、情報の方向が一方的か、相互かということではないだろうか。Twitterなどの全世界の不特定多数に向けた発言は、誰が聞いているか分からないし、だーーーれも聞いてないかもしれない。でもLINEはメッセージを送った時点で、話しかけた相手は特定されているから、知り合いに話しかける、と言った使い方なのだろう。

比較してみて思ったのは、プロフィールを設定したり好みのスタンプを使ったりして個性を出しながら、必ず返信が来る状況の中で人とおしゃべりしたい、それがLINEユーザーの欲望であり、日本にはそういう人が多い…のかもな。ぼくの考察によると。あ、いやまて、1番の推しの論は、あくまでも無料でコミュニケーションが取れるから、にしておこう。ぼくの考察によると。ぼくがそうだから。

 

あと、Facebookについても書き留めておきたい。先生は「個人情報を書くのは怖いけど、書いた方が多くの人と繋がれる。どこまで書くかは個々のリテラシー次第」とおっしゃっていました。ひょえ〜顔出しとかハードル高いでやんす。先生は、連絡が途絶えてしまった昔の友達とFacebookで連絡が取れたと言っていた。それはおもしろいと思う。しかしぼくには、そんな「うわ久しぶりぃ懐かしいな!」と気さくな挨拶ができる友達と、もう繋がっている。LINEで。繋がってない顔見知りは、あんまり繋がりたくない人なのだ。だから繋がってないのだ。つまりこれ以上出会いを求めていないのだ。日本において、スマホで育ってきた世代でFacebookが流行らないのは、そこに理由があるんじゃないかと思うのでやんす。例え新しい出会いを求めるのでも、個人情報という奪われたら何されるかわからない素材をばらまきながら本当の顔も知らない人と交流するよりは、匿名性のTwitterで予防線を張りつつ探り探り仲良くなった方が失敗が少ない、とぼくは考えてしまう。ぼくはそんなに気さくじゃないので。アメリカンピーポーのように「オフの日は上司と友達だぜなぁマイケル!」なんて言える垣根の低い人間じゃないので。自分を守るのでやんす。

 

とまあ、授業でも言っていたように、これからグローカルになるんですかね。いいんじゃないでしょうか。心が満たされる人が増えると思いますよ。幸福度アップだやったね。

SNSは心に影響を与える場所であり、人間のコアだとぼくは漠然と考える、そんな平日の夕方です。SNSはこれからもずっと、形を変えながら人間界に居続けることでしょう。以上、ブログにての報告は終了させていただきます。また来週〜。