情報リテラシー論と私

情報リテラシー論といろんな 私 。なりきり講義レポート。講師の横田秀珠氏こと、よこたんのブログはこちらですhttps://yokotashurin.com/

#5「お段だけはフリック入力できるんですよ」

今日は、スマートフォンについてのお話だった。日本でandroidよりiPhoneが売れているのは、単に携帯電話業界にいち早く参入したのが、SoftBankが契約したiPhoneだったからではないかと私は思うが……Appleと日本の携帯電話会社間での駆け引きの話が聞けたのはおもしろかった。

しかし、日本の10〜20代の女性のみ、iPhoneユーザーの方が多いというのも不思議だ。授業中でもいくつか理由を挙げていたが、私の場合は私より先にスマホを持っていた家族がiPhoneユーザーだったから、私もiPhoneを買った…という経緯がある。その先に買った家族(うちの場合は父親)は、恐らくandroidより性能がいいからiPhoneを選んだのだろう。何かを買うときは下調べを入念に行う人なので、それは間違いないと思う。と考えると、iPhone特有の様々な機能を使いたい人はiPhoneを買い、スマホ自体にそこまでの性能を求めておらず「高性能なことより低価格なことの方をとる」という人…つまりスマホ普及前の生活に特に不満がない30代〜の人や、既に高性能な機器であるPCを持っている男性などは、android派が多いのではないかと思った。あくまで 思った だが。

 

にしても、androidGoogleが買収した会社名だとは知らなかった。Googleはいろんな会社を買収し、いろんなノウハウを手に入れ、なんでも創り出せるような存在になろうとしているのだろうか。…その先には一体何が…。androidのアプリには審査が無いそうだ。だから、インストールしたり、アプリからのスマホ本体へのアクセスを許可したりすることで、個人情報が抜かれる可能性があるらしい。おぉ怖い。iPhoneでよかった。

 

PC時代とスマホ時代で変わった3大キーワードがある。

PC時代は「いつでも、どこでも、誰とでも」

スマホ時代は「今だけ、ここだけ、あなただけ」

なるほど、不倫現場や詐欺師と言われるのにも納得する。それはさておき、このキーワードの変化は、正に世の中の変化だとしみじみ思う。同じ国に居ながらも出会う事のなかった人が、ある日から繋がれるようになる。そうすると似ている者が集まったり、共同体の意識が芽生えたりして、安心する。しかし、以前こんな話を聞いた。人々が統一され、自分がみんなと似たようになってくると安心するが、その反面個々を見失い不安になると。つまりPC時代で一体感を感じるようになった私たちは、スマホ時代では個々を保ち、個人であることを見失わないために、主にSNSの利用やアプリのカスタマイズで「今だけ、ここだけ、あなただけ」を実現して自分を満たしているのではないか。機械のように規律に従った行動ができる人材を育てるのではなく、今は、個性を大事にする時代ですものね。

 

世の中には、PCのみで検索されるキーワードと、スマホのみで検索されるキーワードがあるらしい。知らなかった。スマホは音声入力が可能なため、話し言葉での検索はスマホのみとなるのは、授業でなるほど〜と思った次第です。でも、PCのみで検索されるものってなんだろう。スマホよりPCをよく使うという人々が検索しているワードなのではないだろうか。と考えると、PCを日常的に…例えば仕事などで使う人が検索するワードではないだろうか。と考えると、デスクワークを行う人々の間で使う業界用語や、そういった業界の会社名、またデスクワークで使うスマホでは開けない重たいソフト…などを検索するのだろうか。真相はGoogleさんに聞いてみないとわからない。

 

今回の授業では、アプリやホームページの表示、スマホ本体のデザインについてもいくつか触れられた。また、企業が行うスマホ依存への対策も紹介された。これからものを作るときはそういった配慮も必要だなと改めて感じた。せっかく造形大学で情報リテラシー論を学べるのだから、吸収して活用しよう。

スマホは左手で使わないから、私はまだ依存症じゃないな、よし。